23区最果て巡りで一番ワイルドで到達難易度が高い(自衛隊の敷地をのぞく)のが、この地点ではないでしょうか。JR南武線宿川原駅から多摩川沿いの許可を得たのかどうかわからない家庭菜園の乱立を横目に見ながら川下に向かいます。「モトクロスはダメ」とかかれた立て看板のポイントから河原方面に向かう藪道に突入。河原というより芦の原を通る杣道を歩くと世田谷川崎狛江接点を見やる場所につきます。見やるというのは、実際のポイントにはブッシュとぬかるみで到達不可能だからです。もちろん地図の様に境界線が引いてあるわけではありませんからスマートフォンのGPS機能付き地図が頼りです。帰りは近道をしようとして橋のない小川に突き当たり、飛び越えることができずにもと来た道を戻りました。人間は、たった1メートル少々の小川でも、両岸がぬかるみで、足を汚したくないと思えば突破できないのです。