dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

葛飾区三郷市松戸市接点 2012.2.18(SAT)




先ほどの葛飾区最東端の写真を撮影した地点から草叢をかき分けて川沿いの道に戻り、わずか50メートルほど北に歩くと葛飾三郷市松戸市接点に達します。正確には接点は江戸川の中にあるので接点を眺めるのに一番近い陸地の地点に達したということになります。このシリーズをはじめてすぐにここを訪れることになったのですが、今から考えてみるとここは聖地として最後までとっておけばよかったのではないかと思いました。もう遅いですが・・・。どうしてかというと、この地点はただの区と市と市の接点ではなく、東京都・千葉県・埼玉県がきびすを接する「ゴージャス」な接点だからです。東京23区の外周では、他にこのような地点はありません。松戸駅に帰るとき川沿いの道から土手を越える手前で小さな橋を渡りました。源内橋といって、江戸時代に銚子でとれた魚を江戸に運ぶ時の中継地だったそうです。銚子〜利根川を船〜布佐(我孫子)で積み替え〜陸送〜松戸(源内橋)で積み替え〜江戸川を船〜日本橋というルートで運んだそうです。冷凍施設もないのに、魚は傷まなかったのでしょうか。