dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

江戸川区最東端(23区最東端) 2012.4.7(SAT)






昨日行ってきました。江戸川区の最東端は、すなわち23区の最東端ですが、少々ややこしい場所です。都県境が未確定で、最東端候補が2か所あるのです。旧江戸川をはさんんで東京都と千葉県の境界があったのですが、1919年、旧江戸川を江戸川放水路に改修するときに、川筋が西に移動しました。東京都はもとの都県境(地図、実線)を主張しましたが、千葉県は動いた後の川を境とする都県境(地図、破線)を主張し、90年以上両者が譲らず、いまだに未確定になっています。私が悩んでもしょうがないので、両方の最東端に行ってきました。京成バスの行徳橋南詰停留所から川沿いの土手を5分ほど西に歩きます。東京都の主張する江戸川区最東端は 国土交通省 関東地方整備局江戸川河川事務所江戸川河口出張所 の敷地内にあり(写真※1)住所は東京都江戸川区東篠崎町250番地となっています(公式H.P.より)。千葉県は、この場所の住居表示を千葉県市川市河原番外地と定めています。国の施設の公式ホームページの住所が東京都江戸川区なのですから、東京都の主張のほうが多少、分がいいのでしょうか。江戸川放水路を渡るとき、下流から江戸川水門をくぐって水上バスがやってきました。船から見上げる桜の景色はまた格別でしょう。千葉県の主張する江戸川区最東端は江戸川スポーツセンター近くの水上バスの船着き場(写真※2)です。ジェットスキーが集団で川上に向かって疾走してゆきました。