dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

橋-46-御幸の橋 2009.8.13(お盆休み)


大洲城→同じタクシー→御幸の橋
御幸の橋は、日本百名橋の中で最も訪問難易度が高い部類に属するでしょう。たどり着くまでの公共交通機関が全くなく、駅からのアプローチもとんでもなく長距離なのです。林道を60-70キロメートル走るレベルです。タクシーかレンタカーとなるのですが、離合の出来ない伊予の森の奥の林道でお手上げになるのは嫌なので、タクシーに乗りました。運転手さんは、50代前半ぐらいで、おしゃべりすぎもせず寡黙すぎもせず丁度いい感じでした。御幸の橋は、坂本龍馬が今から百数十年前に土佐から伊予へ渡った、脱藩の道の橋です。ものすごく山奥にあります。しばらく走ると、少し気になることがありました。運転手さん自身も初めて走る道だと言っているのですが、ナビもなければ地図を持ってきている様子もありません。案の定、道を間違えて数百メートルバックする場面が2回ほどありました。その間も料金メーターは上がるのですが、不思議にハラは立ちませんでした。順調に走っている時も、林道はでこぼこして、くねくね曲がって走りにくいので、たくさん走ったように見えても料金メーターの上りが申し訳ないぐらい非常に遅いのです。森の中を一時間以上走って、やっと御幸の橋に到着しました。大河ドラマ龍馬伝は翌年の正月からなので、ほかに観光客はいませんでした。もっとも、話題になっているからちょっと寄ってみるかというレベルの立地条件ではないのですが。