dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

建築-93-富山県立山博物館 2010.7.17(SAT)


愛本橋→徒歩→愛本 17:33→富山地鉄本線→18:35寺田18:51→富山地鉄立山線→19:09岩峅寺19:34 → タクシー→富山県立山博物館
帰りの富山地鉄で最大の失敗をしてしまいました。老女にけがを負わせそうになったのです(もちろん私が暴力を振るったわけではありません)。愛本駅で乗ったのは転換クロスシートの編成でした。乗った車両には愛本駅の時点で誰も乗っていなく、普通に着席しました。そのまま眠りこけてしまい、2〜3駅、列車は進みました。目が覚めたときに足を伸ばしたくなり、向かい合わせにするために、横着して前の席の背もたれを足で押したのです。すると、小さな悲鳴が聞こえて、前の席に座っていた小柄な老女が、私が押した背もたれに押されて前に転がり落ちてしまったのです。私が眠っていた数駅の間に乗ってきたのでしょう。すぐに駆け寄って平身低頭で謝りましたが、怖そうな人を見る怯えた目で、こちらを見つめるだけでした。場合によっては車掌に引き渡されても仕方のないケースで、これから転換クロスで前の席を向こう側に倒すときは、誰もいないと思いこまずにきちんと確認しようと思いました。寺田で乗り換えて到着したのは、映画「剣の点」のロケで100年前の富山駅として使った旨、ロケ時の説明板が貼ってある岩峅寺駅です。映画のロケに使われるだけあって、さすがに歴史の伝わってくる駅です。歴史のある酒造といった雰囲気です。岩峅寺から富山県立山博物館はタクシーで行くしかないのですが、駅で呼んだタクシーの運転手さんはこんな暗い時間に閉まっている博物館に行くなんて、変わった客だなぁといった目でこちらを見ています。漆黒の闇の中、山の中の道を走っている最中、ザックの中から三脚をとりだすとき、カチャっと音がします。運転しながらチラチラとミラー越しにこちらを見ている怯えた視線が、ピストルでも出してるんじゃないかと、目が無言でで語っています。今日は、よく、怖がられる日です。途中で道を間違えられてしまいましたが、博物館に着いたときに、「道を間違えた分、ここでの待ち料金はいらないからゆっくり写真をとってらっしゃい」といわれ、お言葉に甘えさせていただきました。博物館の入口には、これといった看板がありませんでした。蛇足ですが、富山県立<山博物館>ではなく、富山県立山博物館>です。
本日、成田空港から南の島へ家族4人で旅行に出かけます。百名所がひとつでも増えるわけではありませんが、いつも一人で旅行ばかりしているので、たまには家族サービスです。今度のエントリーは、8月17日になります。