dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

紋別市(国道238号線100kmポスト) 1991.8.25(SUN)


首都圏から紋別は遠いです。訪問の原則としている「その市内にあるランドマークと自分の顔のツーショット」は、稚内(宗谷岬)と、網走(監獄)はすぐにアルバムから見つかったのですが両市を結ぶ途中にあるオホーツク海沿い唯一の市、紋別市がなく、もう一度出直しかと思っていたら、タクシーの運転手さんが当時撮ってくれた写真の中に国道238号線100キロポストが写っているものがあり、調べてみるとその地点は紋別市内であることが分かりました。よくぞ撮ってくれていたものです。「オホーツク紋別空港があるじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、羽田からオホーツク紋別空港に降り立ったからといって、そこから北海道に残る未訪の市(おそらく名寄市)まで移動するのはバス、鉄道を乗り継いで8時間ぐらいかかります。そんなに時間がかかるなら、貴重な連休の1日を紋別市だけでつぶすより、普通の日曜日に紋別市だけ日帰りで羽田〜オホーツク紋別空港をトンボ帰りした方がよっぽど効率的です。飛行機代が5万円ぐらいかかるでしょうけど。つまり、この一葉の写真は5万円プラス日曜日1回分の価値があるのです(自分的には)。稚内空港から乗ったタクシーは、宗谷岬、ウスタイベ千畳岩、昼食、サロマ湖(砂州の中ほどまで行った)、先ほどの国道238号線100kmポストを経て、夜もとっぷり暮れた頃、今宵の宿である網走観光ホテルに到着しました。走行距離は300km以上、料金は8万円弱でした。もちろん稚内空港のタクシー乗り場でふらっと乗ったのではなく、JTBを通じて前もって予約しておいたタクシーです。網走のホテルで夕食をとりながら、妻と「これから真っ暗な300kmのオホーツク沿いの道のりを稚内に引き返す運転手さんは大変だね」と語り合いました。