苫小牧港(前日)23:30→新日本海フェリー→20:30敦賀港
スマホのGPS(圏外でもGPSの電波は受けられる)速度計は46km/hrを示しています。午前10時、船長アナウンスがありました。「時速27ノット(時速50キロ)で飛島沖100キロ航行中。気温6度。」とのこと。飛島(山形県唯一の有人島)自体が本州から40キロ離れているので、この船は一番近い本州の陸地まで150キロの沖合を航行していることになります。弓なりの本州を直線で結ぶのですから、中間地点は本州からだいぶ離れるのでしょう。10時20分、「すいせん」の姉妹船、敦賀発苫小牧行きの「すずらん」とすれ違います。あっという間でした。船というとゆったりした動きをしているイメージがありますが、右舷を過ぎ去って行った「すずらん」も「すいせん」と同じ時速50キロだとすると相対速度100キロなのですから、あっという間に遠ざかるはずです。自宅でGPSデータをプロットしてみると、本当に日本海の遥か沖合で本州から離れていました。