山形大学大学病院16:58→タクシー(1120円)→17:05蔵王17:37→奥羽本線444M→17:45かみのやま温泉(上山市)
山形大学病院といってもJRの駅では山形駅が一番近いわけではなく、最寄りは蔵王駅です。それでもタクシーで1000円以上かかりましたが。蔵王駅と名乗っていますが、蔵王温泉方面へのアクセス交通は皆無なので、むかしの時刻表には蔵王駅から蔵王温泉への交通手段は無い旨が明記されていました。待合室では東海大山形の生徒が列車を待っています。窓口で新潟までの乗車券買う女性がいて、駅員の「3260円です」の声に、耳を疑いました。安すぎるのです。でもよく考えてみれば、山形と新潟は朝日山地をはさんでお隣なのですね。戦国時代の上杉謙信は両方の国を治めていました。時刻表を見ると私と同じ17時37分の列車に乗って米沢で快速「べにはな(米坂線経由)」に乗り換えると新潟到着21時20分、3260円です。米沢までは同じ列車に乗ってそこから新幹線を使うと、大宮周りで新潟到着は「べにはな」に遅れること44分の22時04分、料金は17630円(5倍以上!)かかります。
上山は江戸時代には上山藩の城下町や羽州街道の宿場町として栄え、現在は温泉で知られています。城下町・宿場町・温泉街の3つを兼ね備えた都市は、全国的にも珍しいとされています。