昨日アップした那須烏山市の続きで、自宅から車で訪問。那須塩原市をクリアして、栃木県全市と同時に、関東地方全市完訪となりました。那須烏山市の地図を見て思うのは、「どうして黒磯駅が東北新幹線の駅ではなく、ひとつ南の那須塩原駅名のだろう?」ということです。黒磯駅も在来線の真上を新幹線が通過しているので、駅を作ろうと思えば物理的には作れたはずです。現在の新幹線停車駅、那須塩原駅は昔の東北本線の小駅、東那須野駅です。その昔、那須高原を最寄り駅の黒磯駅と、塩原温泉の入り口に当たる西那須野駅が、東北新幹線の停車駅を狙って旧西那須野町、大田原市、黒磯市の3市町村も交えての争いになりました。私自身としては、「駅の格」でいえば、黒磯が当然新幹線の駅になると思っていました。結局折衷案として3市町村の中間に当たる、特急も停まらなかった東那須野駅に新幹線の駅を作ることで決着したのです。長男と二男が家督争いをして、将来に禍根を残さないように年の離れた三男が家督を継ぐことになったような話です。
