dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

対馬市/長崎県(厳原港) 2011.9.18




「Window of society is open」より引用 
九州大学病院22:59 →タクシー(1150円)→23:06博多港0:10 →九州郵船→(翌9/18)4:45厳原(対馬市)
 九州大学病院から乗ったタクシーの運転手さんに、「この時間から船があるのか」と聞かれました。対馬までの夜行航路に乗る人はあまりいないのでしょう。九州大閣から博多港は意外に近く、1150円で着きます。深夜にもかかわらず博多港の待合室や売店は賑わっていました。今宵の宿は九州郵船フェリー「ニューつしま」の2等雑魚寝フロアです。乗車が始まると、オセロの様に端が人気であっという間に角から埋まります(本物のオセロはいきなり角にはいけませんが)。乗船直後に、すかさず角をゲットしました。枕無料、毛布50円でしたが暑いぐらいなので枕だけ使用しました。途中、壱岐にも寄りますが、壱岐で下船の客は別室です。玄界灘は凪で、2等雑魚寝フロアといえどもバスや鉄道にくらべたら段違いの良好な居住性なのでグッすり利眠れました。深夜便なのだからでしょうか観光色はなく、夜中に甲板に出て夜風に吹かれるのが許されるような雰囲気ではありませんでした。真っ暗な厳原港につくとほとんどの人が迎えの車で散ってゆき、日本の西の端の対馬はまだ夜明まで時間がかかりそうです。対馬にほとんど平地はなく、ここ厳原が一番大きな町で、対馬市自体、2004年に市制が施行されたばかりです。ここまで来ると韓国のほうが近く、思えば遠くへ来たものです。沖縄のほうが東京からは遠いのですが、遠くへ来たという思いはこちらのほうが強く感じました。