東急目黒線を洗足で下車して南東方面に7分ほど歩くと、環状7号線をやや東に入った路地の三叉路にそのポイントはあります。大田区と他の2区は道路で区切られていますが、品川区と目黒区は民家が軒を接して特に境界となる道路はありません。品川区の地名は「荏原」、目黒区は「洗足」、大田区は「北千束」です。「洗足」と「千束」が隣町だとは、初めて気がつきました。川や大通りなどの構造物で区切られた三区境はわかりやすく納得しやすいのですが、こういう住宅街のなんでもないポイントが三区境だと、「どういう経緯でここが三区境になったのだろう?自分の家はは大田区、狭い路地を挟んだお向いさんは品川区、はす向かいさんは目黒区って、どういう感じだろう」と、興味が湧きます。