dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

大和高田市/奈良県(高田市駅) 2011/3/21

(写真)
(図) 「八百屋お七 Yao-ya Oshichi」より引用
(グラフ)「NATROMの日記』より引用
河内松原10:53→近鉄南大阪線準急→11:04古市11:08→近鉄南大阪線急行→11:22高田市(大和高田市)
古市で乗り換え奈良県に入ると車窓がひなびた感じになります。近鉄の駅名は「高田市」ですが、市名は「大和高田」です。「高田」のつく市名として岩手県陸前高田市広島県安芸高田市大分県豊後高田市があるので区別しているのでしょう。そのものずばりの「高田市」も新潟県にありましたが、1971年高田市+直江津市=上越市になりました。大和高田市八百屋お七の出身地です。お七は天和の大火でお寺に避難した際、そこの寺小姓生田庄之助と恋仲となり、火事になればもう一度会えるだろうと放火未遂(図)を起した罪で捕らえられ鈴ヶ森刑場で火刑に処されました。 江戸時代前期に、井原西鶴の『好色五人女』で有名となった八百屋お七が丙午の生まれだといわれていたことから江戸時代中期以降には、この年生まれの女性は気性が激しく、夫を尻に敷き、夫の命を縮める等の迷信が信じられるようになり、現代にいたっても1966年(昭和41年)の出生率は明らかにそこだけ低下しているのがグラフからわかります(グラフ)。あと14年後(2026年)の丙午はどうなりますでしょうか。