渋川6:47→721M→7:03岩本(沼田市)7:17→726M→8:00高崎8:04→868M→8:30深谷8:35→あかぎ4号9:14→大宮
沼田は、中世には沼田城の城下町であり、関東平野北部の軍事的な重要地として「関東を制するには沼田をとらねばならぬ」と言われたほどの交通、産業の要衝でした。上越新幹線は高崎と越後湯沢の間に上毛高原という1日の利用客が600〜700人程度の駅がありますが、一駅作るならなぜ沼田にしなかったのだろうという疑問が浮かびます。昭和22年のカスリン台風で利根川が氾濫し、東京の下町まで水浸しになってしまったので、防水、発電のために「沼田ダム」という巨大なダムを作って今の沼田市の中心部が湖の底になる計画があったのです。沼田市の猛反対で昭和40年代にはダム計画は中止になりましたが、その後にできた上越新幹線や関越自動車道のルートが妙に沼田の中心部を避けているのは水没予定地を避けたからだという噂です。深谷からみどりとオレンジの湘南色が高崎線には微妙な「あかぎ4号」にのって、東京に帰りました。
日程:2011/2/12-13 旅行地:福島、群馬 交通費:14240円 宿泊費:4080円 合計:18320円