dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

もう42年


正月に岡山〜関西方面に遠征し、万博記念公園に寄ってきました。小学生の私が、父親と弟の3人で東京から開業6年目の新幹線(金属のリングを回すとペロッと出てくる備え付けの紙容器?に入れて飲んだ、キンキンに冷えた冷水器の妙に機械的なにおいの水も思い出)に乗って、この会場に来てから42年。当時考えた未来は、体にぴったり張り付いた銀色の服を着て、車はチューブの中を走るというものでしたが、現実の景色はそんなに当時とは変わっていません。万博が指し示した未来をはるかに凌駕しているのは、インターネットと携帯電話ぐらいでしょうか。私が行ったのは開催したばかりの3月でしたが、9月5日には1日の最高入場者数83万5,832人を記録し、1日で鳥取県の人口以上の人が入場しています。その後、科学万博、花の万博、愛地球博などが開催されましたが、万博と言ったらやはり大阪万博でしょう。当時は外人がまだ珍しく、各国のパビリオン(この、「パビリオン」という言葉も万博特有の言葉で、ウルウルきます)のコンパニオンのお姉さん(あの金髪のきれいなお姉さんたちも、もう65〜70歳ぐらいになったんだろうな〜)に、公式ガイドブックのその国のパビリオンのページを開いてサインを集めて回りました。アメリカ館やソ連館など人気のあるパビリオンは混んでいて「はか」が行かないので、マイナー系の国を積極的に回りました。この場所は、いまだに私の子どもの頃の記憶の原点です。