2012-01-12 面構え 寒波の厳しい東北を旅行した際、大館から十和田南駅まで乗車した列車を見送るときに撮影しました。まだ午後6時過ぎですが、駅舎にも人影はなく、すでに夜更けの雰囲気です。この列車は、これから秋田岩手県境を越えて、長躯、盛岡まで行きます。雪がこびりついた、なかなかの面構えをしていますが、これからもっと過酷な試練が待ち受けている道行のはずです。東海道線だと東京から沼津の先までの距離の豪雪の中を、黙々と走り続けるのです。