dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

城-65-久保田城 新百名城-48-久保田城  2009.11.22(SUN)


千秋公園→徒歩→久保田城
千秋公園の入口から、久保田城の御隅櫓目指して坂道を登ります。久保田城の藩主、佐竹氏は戦国時代から明治維新まで一度も移らずにこの地で大名をしていました。久保田城の文字の入った看板の前で写真を撮りましたが、ここからがこの旅行の最大の難所です。久保田城でスナップを撮ったのが8時40分で、ここからスタンプのある佐竹史料館には8時45分に着けそうです。そこから秋田までは徒歩7分ぐらいなので秋田発9:08の特急かもしか1号には、楽に乗れそうです。奥羽本線は東北地方の西の大動脈なのですが、大館-弘前間がダイヤが非常に過疎で、この特急に乗り遅れると次の目的地の弘前に到着するのは3時間遅れ、スケジュールは破綻します。2007年までは大館-弘前間にバスが走っていましたが、もう廃止されてしまいました。ほとんど利用者がいなかったそうです。つまり秋田発9:08の特急かもしか1号に乗るのが絶対条件なのですが、佐竹史料館の開館時間が9:00なのです。駅まで全速力で走れる年でもありませんし、県庁所在地の駅前ロータリーの信号は一般的に長く、引っかかったらアウトです。8:45頃史料館に到着すると、運のよいことにそこの職員らしき中年女性が枯葉を掃いていました。おそるおそる「まだ9時前ですが電車の都合があって、もしよろしければ今、百名城スタンプを出していただけたら嬉しいんですけど・・・」と、懇願したら、掃除をする手を止めて、スタンプを出していただけました。久保田資料館の職員さん、ありがとうございます!そんなことで、最大の懸案だったかもしか1号に間に合い、次の目的地、弘前に向かったのでした。