池袋駅西口(前日)23:00→けせんライナー→6:38陸前高田→徒歩→高田松原公園
週の真ん中にポツンとある孤立した祝日は、私のように土曜日も午前中が仕事の人間にとっては、夜行バスで出発するには実は都合がよいのです。土曜日に夜行バスに乗ろうとすると、お昼に仕事が終わってから夜行バスの出る夜まで時間が無駄になりますが、平日なら、仕事が終わって、バスターミナルに向かえばちょうどです。池袋駅西口乗り場に、東北方面行きのバスが主に発車するバス停のポールが立っていました。バスは駅も作らなくてもいいし、線路も作らなくていいので鉄道より進出が楽でしょうか。バスに乗ると、後ろが足元に大きな荷物を置いた中年女性でいやな予感がしました。出発して消灯時間になり、リクライニングすると、案の定、リクライニングやめてくれと言われました。もういちど、だめですか?と、たずねたら、やっと、お許しをもらいました。よくあるメカニズムは、下記のとおりです。
大きな荷物なのに、トランクに預けないで、車内に持ち込む。→当然、バスの狭い網棚には載らないので、足元(前の席の背もたれと、自分の膝の間)に、荷物を置く。→前の席がリクライニングしてきたら、狭いからやめてくれとブーブーいう
狭い車内はお互いさまなのですから、網棚に乗らない荷物はトランクに預けて、限られた車内のスペースを有効に使うのがマナーなのではないでしょうか。
陸前高田は新幹線と電車で行こうとすると結構時間がかかります。朝6時台に一気に三陸の海岸に出てしまうのですから、プランニング的には値千金の夜行バスです。ホテルの玄関に到着し、10分程歩くと朝日のまぶしい松原に到着しました。気温も低く、東北はそろそろ冬の始まりです。