門司港14:24→鹿児島本線→14:38小倉14:43→ソニック29号→15:13中津/中津駅15:40→大分交通バス→16:04下曽木入口→徒歩1分→耶馬溪橋
門司港駅にある伝統の水飲み場で手を洗いました。小倉から乗ったソニックはやはり普通電車より快適です。乗車率は90%ぐらいでした。耶馬渓橋は中津駅から25分ほど山に分け入ったところにありますが、ここも1日数本しかバスがなく、プランニングに苦労したところでした。バスが時刻表の通りに走ってくれたとしても、下曽木入口着16:04、同発16:09と、5分の滞在時間しかありません。5分というのは、バスが駅前ロータリーを脱出する信号(どこの駅でも、この信号が長い)に引っかかっただけであっという間に消費してしまう時間です。ところがです。中津駅でバスの発車2分前になって前の席に座っていたばあさまが、「1万円札しかないから、ちょっくら降りて、両替しにいってくる」と、腰を浮かせました。ばあさまの帰りを待っていたら、アウトです。ここで、私の財布が役に立ちました。私は旅行に出るとき、所持金のすべてを千円札にして持ってくるのです。たとえば5万円持ってくるとしたら、千円札50枚です。それが、今回役に立ちました。ひきつった顔を、すかさず、にこやかな笑顔に変えて、両替を申し出て、ばあさまがバスを待たせるのを阻止することに成功しました。バスは快調に走って、時刻表通り、下曽木入口に到着したのです。