dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

旧有路家 封人の家     2017/4/9











堺田分水嶺→徒歩→旧有路家 封人の家→徒歩→堺田
堺田分水嶺から300メートルほど歩き、「旧有路家 封人の家」を見学します。0830から見学できるので、調度開くところでした。ここは芭蕉奥の細道(1689)で訪れ、雨で3日間ほど足止めされ「 蚤虱馬の尿する枕もと」の句を詠んだ庄屋兼旅籠です。 昭和40年代に一旦解体、再建されましたが、建物自体は三百数十年前のもので、立っている場所もここから動いていないとのことです。奥の細道に出てくる建築物で現存するのはここだけだそうです。入場料は250円でした。「尿する枕もと」といっても、芭蕉が就寝した部屋は馬屋から10m近く離れた中座敷と見られているので、枕もとで馬が尿をするなどということは考えにくく、夢うつつの中で、10mほど先の音源を枕もとと勘違いしてしまうことはあったかも知れません。30分ほどで辞し、数分歩いて堺田駅に戻りました。