dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

飛騨市/岐阜県(猪谷トンネル岐阜県側入り口) 2011.4.29



「道のむこうに」より引用
滑川5:30→急行能登→5:42富山5:51→高山本線840D→6:44猪谷→徒歩→猪野谷トンネル岐阜県側入り口(飛騨市)
東日本大震災のあおりを受けて休止中でしたが本日(昨夜)から動き始めた夜行急行能登で滑川から富山まで移動し、高山本線で猪谷まで乗り継ぎます。猪谷からすぐに接続する高山行きに乗れば次の駅「杉原」が岐阜県飛騨市なのですが、富山方面に折り返す列車が杉原駅で2時間待たないと来ないので、ひと工夫必要です。7時51分に猪谷から富山に行く列車があるので1時間7分の猪谷滞在時間で徒歩で国道41号線の猪谷トンネルを抜けて飛騨市に達っして猪谷駅へ戻ってくる作戦にしました。758メートルのトンネルは歩道が片方にしかなく、幅が肩幅(35センチ)ぐらいの柵がない路側帯です。時速100キロのダンプが轟音を立てて通り過ぎ、そのたびにトンネルの煤だらけの壁にへばりつきます。そういえば、さっきトンネルの入り口にお地蔵さんが立っていたのを思い出し嫌な予感がました。百名所巡りでこんな怖い思いをしたことはなく、何のためにこんな旅を続けているのだろうと壁にへばりつきながら自問自答しました。リュックを背負いながらへばりつくとリュックの厚みの分だけ車道に突出してしまうので、リュックは手にぶら下げないと危険です。やっと長い長い758メートルを歩き終え、、飛騨市に到達した自分撮りの写真の顔は、恐怖にひきつっていました。また758メートルのトンネルを猪谷駅に向かって引き返さなければなりません。