dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

台東区最西端&最北端&荒川・台東・文京接点 2012/3/4



台東区は23区で最小の面積の区です。よみかたは公式には「たいとうく」ですが初期はそれほど強く統一されておらず、昭和初期生まれくらいの年齢の人は「だいとうく」と読む人も多くいます。上野周辺の「下谷区」と浅草周辺の「浅草区」が合併してできた区なのですが、両区ともに下町文化の根付く由緒ある土地のため、合併後の名称は紛糾しました。様々な案が考え出され、最終的に下谷区側の案は「上野区」、浅草区側の案は「東区」に収束したのですが結局まとまらず、都知事の案により「台東区」を区名とした。上野の高台の「台」と、上野の東側にある下谷と浅草の下町を連想する「東」を組合わせたもので、康煕字典にめでたい意味で載っている瑞祥地名(ずいしょうちめい)でもあります。なんとなく学のある人のこじつけに丸め込まれちゃった感じがします。私が小学生の頃は、一番面積が小さいのは中央区と習った記憶があるのですが、どこを探しても出てきません。勘違いだったのかな。台東区千代田区と並んで都内で二つしかない新幹線の駅(上野駅)がある区です。同じ区の最北端と最西端が同じ場所にあることからもわかるように、この地点は台東区が北西方面に向かって角状に張り出したところにあります。しかもそこが荒川・台東・文京の接点になっています。西日暮里駅から歩いて15分ほどの場所でした。更地になっていてスチール板の柵で覆われていました。