おととい石垣島へ日帰りをしたのですが、石垣空港にB737-500が着陸するとき、なにかあったのかと思うほど、ものすごい急制動だったので帰宅後調べてみると、事情がわかりました。石垣空港は1500メートルの滑走路しかなく、ジェットが着陸するには少々短く、暫定ジェット化空港となっており、着陸するジェットは常に急制動を強いられているのです。実際、1982年には南西航空(現・日本トランスオーシャン航空)のボーイング737-200が滑走路をオーバーランし、炎上する事故も起きています。離陸時も福岡を除く本土路線では離陸時重量制限のため本土直行分の燃料が搭載できないため、那覇や宮古を経由し、燃料給油を余儀なくされています。滑走路の延長は、片方には遺跡があり、もう片方は住宅密集地なので不可能です。しかし、那覇〜石垣の年間利用者数は139万人で国内路線中14位と需要は太く、早急な改善が望まれます。ちなみに国内路線1位は年間利用者数900万人の羽田〜新千歳路線で、これは世界一でもあります。