一乗谷城(復元町並北受付→徒歩→武家屋敷前16:29→京福バス→16:33朝倉資料館前/一乗谷17:10→越美北線→17:48越前大野→徒歩→大野城下町地区(七間通り)
帰りは福井行きのバスに4分程乗って、朝倉資料館前で下車すると、JR一乗谷駅は田んぼの間の道を通って徒歩3〜4分です。近くの民家では、バーベキューをやっていました。やってきた越美北線に乗るとほぼ満員でした。ふと向かい側の席を見るとジスキネジア(不随意運動)を続けている中年女性と、その母親と思われる老婆が座っていました。おそらくCP(脳性麻痺)だと思われます。越前大野は観光色の強い街でした。「越前の小京都」と呼ばれ、城下町の風情が色濃く残る街として知られています。90分ほど時間があるので、とりあえず七間通りで写真をとった後、越前大野城のふもとの神社(柳廻社)まで行ってみました。おおのまちなか交流センターで目に留まったのは「伊藤慎蔵先生顕彰碑」です。伊藤先生は、1856(安政3)年に大野藩主土井利忠の招きによって、大野藩洋学館の教授となり、大野の地に新学問の気風をおこし、全国から集まった館生を教育して、新時代の指導者を育成したとのことです。全国から新しい時代の学問を求めて、大野に生徒が集まるほどだったのです。この碑は、それを記念したものだそうです。さらに街中を歩いてみると、「お清水 日本の名水百選」と書かれた水飲み場がありました。残念ながら金網がかかっていて飲むことはできませんでした。いっそのこと名水百選もスタートしようかと一瞬頭をよぎりましたが、飲まないとだめなルールにすると、今回のように金網がかかっていると出直しになり、きりがないのでやめました。