dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

史跡-41-虎塚古墳     2016/4/9











虎塚古墳は、茨城県ひたちなか市にある前方後円墳で、造られた時期は、7世紀前半頃と推定されています。1973年9月12日に明治大学教授の大塚初重による発掘調査が実施され、横穴式石室内部に装飾壁画が発見されました。石室内部からは、成人男子の遺骸が1体と漆塗小大刀、毛抜形鉄製品、槍鉋、鉄鏃、鉄板などの副葬品が出土しています。前方後円墳の全長56.5メートルです。壁画の状態を保つため、内部の一般公開は春と秋の年2回に限られおり、訪問当日は偶然、春の公開日でした。150円の見学料を事務所で支払って順番に数人ずつ前方後円墳の「まるいほう」に案内され、ガラス越しに石室を見ました。撮影禁止なので写真はありません。そのあとに、同じ敷地内にある「ひたちなか市埋蔵文化財調査センター」に入館し、石室のレプリカの写真を撮りました。