今上天皇の心臓バイパス手術が明日(2月18日)に東京大学病院で、東京大学と順天堂大学の合同チームで行われることにちなみ、佐倉順天堂の訪問で佐倉市をクリアした時のレポートです。建物(安政5年(1858)建造)のなかは記念館になっていて、昔の資料が陳列してありました。入場料は100円で、安かったです。印象深かったのは、治療のかいなく、なくなってしまう人のためにお墓まで用意してあったことです。遠くからはるばる治療を受けに来た人は、なくなってしまっても江戸時代ですからドライアイスもなければ自動車もありませんから、亡骸を送り返すこともできなかったのでしょう。患者さんは、万が一の時はその墓に埋葬される証文に署名をして手術を受けたとのことです。昔の人は、治療を受けるのも命がけだったようです。