米沢13:08→奥羽本線434M→13:54福島
奥羽本線、米沢~福島間は22kmに渡って33パーミルの下り坂(福島から米沢へは上り坂)が続く鉄道の難所です。米沢盆地が尽きて早速、下り坂に入ります。かつてはスイッチバックの駅が並んでおり、いまでも豪雪地帯のためスノーシェッドに囲まれた駅が続いています。日本海へ続く最上川水系の羽黒川をのぼりつめた列車は755mの峠(中央分水嶺)を越えて太平洋に注ぐ阿武隈水系の松川に沿って下ってゆきます。やっとたどり着いた福島平野の畑が妙に広々して見えほっとします。次に乗る福島交通の福島駅は両側から商店に挟まれて窮屈そうな駅の入り口でした。