苫小牧行きフェリー「さんふらわあ ふらの」は、その優雅な船体を大洗港に横たえています。商船三井フェリーのロゴも誇らしげな受付カウンターで乗船手続を終え、出発ロビーから船へと続く中空の渡り廊下を進み、若い女性船員の挨拶を受けて船内に入ります。廊下を歩き、指定された354号室へ向かいます。格安きっぷ「パシフィックストーリー」なので、もちろん2等船室(雑魚寝部屋)です。すでに先客が何人かおり、「陣地慣らし」の最中です。私も指定された38番のマットに行きます。マットの幅の狭さに、今夜の苦闘の予感が忍び寄ります。
昨日のエントリーと本日のエントリーを逆にしてしまいました。時間軸は、「一昨日→本日→昨日→明日」の順になります。