dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

相生市/兵庫(相生駅)



吉永17:20→山陽本線1326M→17:49相生(相生市)
相生駅は新幹線の駅にしてはのどかです。姫路駅から在来線で5駅しかありませんし、ここに新幹線の駅を作る必要があったのかやや疑問ですが、岡山と姫路の間のどこかに駅を作らないと駅間距離が長くなりすぎるからだと思います。新幹線は高速運転をするため、通常の鉄道より駅間距離が長く、その距離はおおよそ30〜40 kmです。現在、新幹線の駅間距離が一番長い区間は(営業距離ではなく、実キロ)、東海道新幹線の「米原」〜「京都」間の68.1 kmで、富山〜金沢間の距離よりも大きいです。東海道新幹線開業時は今よりも駅が少なく、「熱海」〜「静岡」間の72.0 kmや「静岡」〜「浜松」間の71.5 kmの区間も存在しましたが、後にこれらの間に新駅が造られたため、現在では「米原」〜「京都」間が最長です。この記録も「南びわ湖」の開業で無くなる予定でしたが、その事業が凍結されたため当分残りそうです。ちなみに、2位は山陽新幹線の「小倉」〜「博多」間の55.9 km、3位は同じく山陽新幹線の「相生」〜「岡山」間の55.0 kmです。相生に新幹線の駅があるもう一つの理由は、昭和50年に東京から博多まで新幹線が開通した時、夜行新幹線を走らせる計画があり夜は走れない新幹線を午前0時〜午前6時の間停車する駅を東京〜博多の中間地点付近で作る必要があり、西明石、姫路、相生の3駅がその役目をになう計画でした。3駅あれば上下あわせて12本の列車が退避可能となります。しかし、新幹線の夜行列車の計画は白紙となり現在に至っています。相生駅は日本の駅を50音順に並べると、トップに来る駅名です。最後は、函館本線の蕨岱(わらびたい)駅です。