京成八幡駅から線路沿いに南東に歩いて3分程で葛飾八幡宮参道入り口に到着します。9世紀末(今から1100年以上前!)、宇多天皇の時代に京都の石清水八幡宮を勧請して建立されたと言われています。武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康など有名どころの関東武士の信仰を集めたといいますから、相当由緒のある神社です。本殿右側には樹齢1200年以上、高さ22mもあり、主幹を囲んで無数の支幹が伸びている姿から「千本イチョウ」と呼ばれている大きなイチョウの木があります。この日は「千葉遺産100選巡り」で、このイチョウの木を目当てに来たのでした。このイチョウの木は雄株の巨木としては全国でも有数のもので、国の特別天然記念物に指定されています。ところで世界で一番寿命の長い樹木は何かと調べてみると、アメリカの高地に自生するブリッスルコーンパイン(日本語ではイガゴヨウマツ)で4800年の古木もあるそうです。
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100年で2.5センチしか成長しないといいますから、凄いですね。この日は第22回参議院議員通常選挙の投票日でした。民主党が敗北し、所謂「ねじれ国会」が始まった暑い夏の日なのでした。