いよいよ23区最果て巡り最後の訪問地、大田区最南端&23区最南端です。このポイントは2010年に供用が始まった羽田空港D滑走路の南端です。多摩川の流れを妨げないために埋め立てではなく、写真を見ればわかるように杭の上に滑走路(寿命は100年とのこと)があるので、正確には土地と言えるか微妙です。もちろん現地にはいけないので、羽田空港の展望台から眺められないかとチャレンジしましたが角度的に無理で、出直すことにしました。川崎駅16番のりばから臨港バスにのって「浮島町公園入口」下車すぐの浮島町公園から南方を見やるとD滑走路の南端が見えました。杭の上に板が乗っています。これで、終わりです。百名所巡りも、23区最果て巡りもすべて終わってしまいました。帰りのバスを乗った「浮島バスターミナル」は自動販売機だけの待合室がある工業地帯の殺風景なバスの転回場でしたが、「もう、一段落ついたのだから、しばらく休みなさい」と、私に語りかけているような気がしました。