dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

河内長野市(河内長野駅) 2010.5.3(MON)


 百名城巡りで千早城から高取城に移動する途中で寄りました。大阪都心まで約30分、関西国際空港へは約1時間という交通至便の地にありながら、市を囲む山並みは壮観で、市内に居ながらにして大自然を満喫できることなどから、市制施行以降、多くの人々が河内長野市内の住宅などを購入しました。また、河内長野市は、爪楊枝の産地としても知られており、全国の爪楊枝の生産の大半がここ河内長野で行われています。そういえば、爪楊枝の持つほうにある2本の溝は何のためにあるのでしょうか?近くにある爪楊枝を見てみるとわかるのですが、とがっていないほうの断端面は黒くなっています。これは加工時に発生する摩擦熱による焦げ目で、どうしてもついてしまうものらしいのです。「どうせ消えないなら。」と、焦げ目をこけしの髪の部分として見立てて、溝を掘りこけしとして爪楊枝の飾りにしたというのが真相らしいです。