dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

橋-88-谷瀬吊橋 2010.5.3(祝)

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高取城(夢創舘)→徒歩→壺阪山13:37→近鉄吉野線→13:44吉野口13:48→和歌山線→14:00五条/五條BC15:05→奈良交通バス→16:40上野地→徒歩→谷瀬吊橋
近鉄吉野線とJR和歌山線が仲良く同居している吉野口駅からJRに乗ると、外人の青年が橋本に行きたいと話しかけてきたので、6つ目だよと教えてあげました。五条駅で下車し坂道を5分ほど下ってサティーの前にある五條BCに行きました。JRは五条と表記しますが、奈良バスは五條と表記します。どうしてでしょうか。時間があるので、近くの牛丼屋で腹ごしらえと、しっかりトイレを済ませます。次はおそらく100名橋最大の難所、谷瀬吊橋です。何が難所かというと、最寄駅からバスで1時間30分かかるところです。 しかも、五条から上野地までの往復は1日5往復ありますが、帰りのバスとの組み合わせを考えると、実質2往復しかありません。五条を基点として考えると第1便は第2便と帰りのバスが同じ、第3便と第4便は帰りのバスが同じ、第5便は帰りのバスがないのです。つまり、選択肢は第2便五條BC10:30と第4便五條BC15:05しかないのです。八木新宮特急バスは、全長166.9㎞、停留所の数は167、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バスです。今回乗るのは、その一部、93分程ですが、それでも十分長いです。バスの運転席の上にある電光掲示板に、主な駅までの所要時間が掲示していますが、あと5時間10分と書かれた新宮までの人はさぞうんざりするでしょう。ちょっとした夜行バス並みの所要時間です。過敏性大腸炎の人は、乗るのが憂鬱になるでしょう。バスは新天辻隧道の分水嶺を越え十津川沿いに下り、16:40上野地定刻に到着です。連休中なので渋滞を危惧していたのですが大丈夫でした。時刻表の後ろにある奈良バスの時刻を見ると上野地が17:00となっているので、帰りのバス17:10は、渋滞や橋への往復を考えると苦しいと思われますが、実は上野地で20分のトイレ休憩をとるので、16:40上野地着なので大丈夫なのです。上野地バス停から谷瀬のつり橋までは徒歩2分ほどです。橋のたもとにお地蔵さんがあります。昭和50年代頃に酔っ払いの人がロープにつかまって力尽きて転落死したことがあるそうですが、そのときの地蔵さんでしょうか?橋のたもとにいる係員にたずねましたが、「大丈夫です」というだけで、お地蔵さんの由来について語ってはいただけませんでした。渡ろうと思いましたが、今日は連休で混んでいるので、一方通行で向こう側に渡ったら別の道をバスで帰ってくるとのことだったのであきらめました。少しホッとしました。自分が高所恐怖症ではないと思っている人でも、足がすくむことがあるようです。スチュワーデスさんが怖くなって途中で引き返したこともあるそうです。