dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

東町城(神岡城)    2016/6/19








東山城は、現在は一般には、神岡城と呼ばれていますが、戦国期にはその名の城は存在しません。本当は、船津東町城もしくは沖野城と呼ばれおり、三井金属鉱業株式会社が神岡鉱山創業100年を記念して造った城です。城は、飛騨に攻め入った武田の将、山県昌景が永禄年間(1558〜1569)に縄張りして江馬氏に築かせた城とも伝えられております。天守閣はありますが1970年、大阪万博の年に建てられた模擬天守です。天守閣に登ると「日本一の立達磨」の案内が。望遠鏡で覗いてみると遠くに見えます。高さ8.9メートル、重さ8トン、銅製とのこと。ざっくり人間の5倍の大きさだとすると、体積は125倍ですから比重を1とすると70キロ(標準体重)×125倍=8.75トンです。銅の比重は約8なので中が銅でぎっしり詰まっていれば70トンになるはずが実際は8トンなので、中はスカスカなのだと推測されます。天守から眺めると眼下に神岡の街が見えました。