「加熱式駅弁の科学」より引用
上野14:02→はやて29号→15:37仙台15:42→やまびこ63号→16:13一ノ関(一関市)
東日本大震災から半年以上が経過し、世の中の論評が「不要不急の東北への旅行は控えましょう」から、「東北へ旅行に行ってお金を使うのも復興を助けることになる」に変わってきました。3.11から控えていた東北方面の旅行を再開することにしました。三陸方面の海沿いの市はいずれも東北本線からは山を越えていかなければならないので、2日ぐらいかけて仙台から八戸まで海沿いに行くのが効率的なのですが、今回の地震で海沿いの公共交通機関が寸断されてしまい復旧のめどが立たないので発想を変えて、土曜日の午後(午前中は仕事がある)に東北新幹線と在来線(またはバス)で三陸の海沿いの市まで行って、そこから夜行バスで東京に帰ってくるパターンを何回か繰り返すことにしました。今回は、釜石、大船渡を目指します。やまびこ63号は上野から乗ることもできたのですが仕事が長引いてのれないことも考え前もって上野を遅く出る「はやて29号」の指定席を購入しておきました。「はやて」に自由席があれば自由席特急券券だけ用意しておいて「やまびこ」に間に合わなければ「はやて」に飛び乗れるのですが・・・。仙台で乗り換えるときに網焼き牛タン弁当1000円を購入。ひもを引っ張ると水の袋が破けて、水酸化カルシウム(消石灰)と化学反応を起こしてアツアツになるのです。一関市は昔の地名は一ノ関だったのですが、1889年(明治22年)一ノ関村が一関町になるとき「ノ」がとれて、1948年一ノ関になるときも「ノ」なしが継承され、JRの駅だけ「ノ」が残っているようです。岩手県最南、東京から約450キロ、東海道本線だと東京から米原ぐらいの距離にあり、人口は県都・盛岡に次いで2位ですが12万人余り、首都圏だと普通の市の人口です。