由来:行基菩薩が諸国国分寺巡錫の折りに下総国分寺で薬師如来と十二神将及び大黒天を刻んで安置した。ところが、国分寺が度々火災に見舞われたため、その尊像を遷すことにして宥啓阿闍梨自ら笈に納めてこれを背負い、適地を探し求めていたところ、前方に手賀沼を見下ろし、柊の霊木が繁茂する当地を見出し、康保元年(964)甲子の年正月8日子ノ日に一宇を建立し子ノ神大黒天を安置したという。延寿院は、正式名は白花山延寿院という真言宗豊山派のお寺で、古くから子ノ神大黒天の別当院であった。もと我孫子宿の街道沿い(現在の本町3-6付近)にあったが、大正7年に現在地に移建された。本堂は昭和45年に焼失、翌46年にコンクリート造りで再建された。堂内には本尊不動明王を安置する他、厨子入木造彩色の子将神像及び厨子入のえびす、大黒天像が祀られている。(あるいてびっくりこんなに見どころ 我孫子の見所紹介)
住所:千葉県我孫子市寿2-27
御朱印取得時間:14:14
御朱印料:300