dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

おけさ丸の混雑と洋上の国道350号線 2017/8/11










新潟港300→佐渡汽船カーフェリー→530両津港
佐渡汽船カーフェリー「おけさ丸」に乗船。二等フロアは「難民船」状態でした。それでも一人分のスペースを確保して横になります。ラッキーなことにコンセントのすぐそばでした。落ち着かないので夜のデッキに出てみます。暫くして部屋に戻ると、三々五々横になって、それなりに落ち着いた状態になっていました。3時出航なので夜明けまですぐです。明るくなると、カモメの向こうに佐渡島が広がっています。国道350号線は直江津から海上佐渡小木港、そこから陸路で両津港、また海路で新潟までのルートだと掲示されていました。なぜこのようなルートなのかをwikipediaで調べました。

両津航路にカーフェリーが就航し、佐渡島内の交通量も増加したが、島内の道路は劣悪で交通に支障が出ていた。道路整備を進めるため、島内の自治体が島内の県道を国道に昇格するよう田中角栄に陳情を行った。陳情を受けた田中は建設省に掛け合ったが、離島内で完結する道路は道路法5条1号の「都道府県庁所在地その他政治上、経済上又は文化上特に重要な都市(「重要都市」)を連絡する道路」という一般国道の指定要件を満たさないことから国道指定は難航した。田中が新潟市佐渡島佐渡島上越市の間の航路も区間に含め、形式上新潟市上越市を結ぶ路線とすることで道路法5条の要件を満たすという方法を考案し、1975年に国道指定を果たした。

佐渡汽船は、小木港直江津間にも航路を運航しています。ちなみに、佐渡島内にある国道は350号線だけです。
530に到着し下船、両津港に到着しました。