dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

新百名城-88-伏見城     2015/12/29






伏見城→徒歩→丹波橋
丹波橋駅から徒歩で20分の伏見城は、伏見城のある公園自体がクローズになっていました。伏見城は1592年に豊臣秀吉の隠居住まいとして京都大阪間の交通の要衝に建てられました。1623年には徳川家康によって廃城となりましたが、1964年に遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」が建設され、園内には洛中洛外図に描かれた伏見城を参考にして5重6階の大天守と3重4階の小天守、櫓門などを伴った模擬天守が6億円(当時の金額)をかけて鉄筋コンクリート構造で造られました。2003年1月、同遊園地は経営母体である近鉄によるリストラの一環で閉園しましたが、模擬天守京都市民の運動によって伏見のシンボルとして保存されることとなり無償で京都市に贈与されたほか、敷地を含めて同市により伏見桃山城運動公園として整備されました。ただし、模擬天守については耐震基準を満たしていないことから内部非公開となっています。模擬天守といえどもお城そのものが見れなかったので不完全燃焼の思いで丹波橋駅に戻りました。