滝廉太郎の「荒城の月」で有名な岡城です。2009年5月6日に訪問した時は入り口で百名城のスタンプを押して看板の写真を撮っただけだったので、今日は場内を参観します。受付で300円を支払って入場券を購入すると、巻物の形をした「登城手形」でした。中は地図と解説になっていて、極めて機能的で面白い入場券です。城内に入り急な階段を上ってゆくと西仕切門からの石垣の有名なアングルにたどり着きます。さらに進むと本丸跡に到着します。何かすっきりした感じなのでよく考えてみると、防護柵が一切ありません。自己責任ということで割り切っているのでしょう。開放的な石垣からコワゴワ下を眺めると、はるか下に国道502号線と白滝川がみえます。国道を走っている暴走族らしきる間から聞こえてくるクラクションのメロディは、なんと「荒城の月」でした。本丸址は平地になっていて、岡城天満神社がありました。帰路は「七曲り」という地点から駐車場に「下山」したのですが、とんでもない急坂で、ほとんど「ガケ」でした。最後の写真ではアングルがつかみにくいのでが、谷底にある小屋の立っている角度から想像していただければと思います。