実性院→レンタカー→東尋坊タワー
断崖絶壁と投身自殺で有名な東尋坊に建てられた東尋坊タワーに上ります。駐車場に着くと目の前に「←岩場近道」のおどろおどろしい看板が。身を投げようかどうしようか切羽詰まってここを訪れた人がこの看板を見たらどう思うでしょうか。タワーのエレベーターには東尋坊の由来のパネルが貼ってあります。東尋坊という悪い坊さんを酔っぱらわせてここの崖から突き落としたのが地名の由来だそうです。現在では、崖から飛び降りようとする人を何とか思いとどまらせているのですから、昔と反対です。タワーから降りてお土産屋さんやイカ焼きの屋台のいい匂いのする道を通りすぎると絶壁に出ます。遠くの方で立っている人が小さく見えます。さすがの名勝で、岩打つ波に目がくらみます。2時間サスペンスのラストシーンで船越英一郎と片平なぎさが風に吹かれて立っていそうな場所でした。