dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

桑名市/三重県(西桑名駅) 2012.2.11



「伊勢歩き旅14」より引用
東海道五十三次四十二番目、桑名」より引用
近鉄弥富19:45→近鉄名古屋線→19:51桑名→徒歩→西桑名(桑名市)
東海道53次は愛知県の宮宿と三重県の桑名宿の間が「七里の渡し」という東海道における唯一の海上路で、1601年の東海道制定の際に定められました。七里の渡しの名称は、移動距離が7里(約27キロメートル)であったことに由来します。渡し船によって移動し、所要時間は約4時間でした。天候の悪化などにより、海難事故がしばしば発生する東海道の難所の一つでした。そもそも東海道は宮から桑名までなぜ海上を船で渡ったのか、誰しも疑問に思うのではないでしょうか。宮から桑名までの間には木曽川長良川など大きな川の河口があり、陸路を行くためにはこれらを避けて相当遠回りしなければならなりませんでした。海上を避ける迂回路としては、脇往還佐屋街道がありましたが、船で4時間のところ陸路では1日かかったそうです。渡し賃は45文。かけそば一杯15文だったそうなので、かけそば3倍分として700円ぐらいでしょうか。公共交通機関として妥当な価格だと思います。