北区ハザードマップより引用
地下鉄南北線の市も駅から隅田川右岸に出て、隅田川の川面にある足立北川口接点を撮影しようとしましたが、町と隅田川の間には万里の長城の様な壁が延々と続き、登る階段もありません。ここは荒川低地といって、東京湾からそうとう離れているにもかかわらず海抜が５メートルしかないのです。隅田川が溢れると、この辺は２〜５メートルの冠水になります。それと何とか食い止めるための切実な構造物なのです。結局岩淵水門まで歩き、荒川と隅田川の間にある中洲の先端で遠望の写真を撮りました。この場所で約１年後、２０１３年７月、雷に打たれて男性が死亡する事故が起こりました。
