平井駅から総武線の高架に沿って北東方向に15分程歩くと荒川の土手に突き当たります。土手に上がって総武線の鉄橋方面の川面を見ると、葛飾区最南端があります。総武本線を西からたどると、亀戸(江東区)→平井(江戸川区)→新小岩(葛飾区)→小岩(江戸川区)と、江戸川区を2回通ります。つまり、新小岩駅は葛飾区にありますが小岩駅は江戸川区なのです。西小岩と言う町名は江戸川区ですが西新小岩という町名は葛飾区です。葛飾区には東新小岩がありますが、江戸川区にある西小岩よりずっと東にあります。江戸川区と葛飾区で「小岩」という地名を取り合っている様な感じです。やっぱり「小岩」という地名はそれなりのブランドなのでしょうか。真相は、葛飾区に新小岩駅ができた時に他の地名から「〜新小岩」に変更したのが原因のようです。