山形新幹線の新庄駅は、全国の新幹線の終着駅としては唯一、非県庁所在地に位置しています。近未来的な駅舎は東北鉄道の駅100選にも選ばれています。奥羽本線に陸羽東線と陸羽西線の合流する交通の要衝で旅行中はここで乗り換えになることが多いです。特徴としては新庄以南の奥羽線は標軌で以北は狭軌なので直通はできなく、櫛形ホームが向かい合った構造になっています。またこの構造に由来して、階段を使わずに各乗り場間の行き来が可能であり、バリアフリーとなっています。また、秋田駅や山形駅の様に新幹線エリアが別ラッチになっておらず、乗車券しか持っていなくても物理的には新幹線に乗れてしまうので乗車後に検札があります。今回訪れた時には駅前広場でフェスティバルをやっていて、たしか200円で豚汁が振舞われていましたのでご相伴にあずかりました。時刻表の地図を見ると新庄駅は鉄道の十字路の様に描かれていますが、陸羽東線の新庄から一つ目の南新庄駅は実際には奥羽線上にあり(奥羽線に南新庄駅はない)、東海道線と中央線の尾頭橋駅(名古屋の一駅東京寄り)の様な関係になっています。