2011-10-17 夜行列車を待つホーム 高校生の頃から日本中を旅してきました。ワイド周遊券と夜行急行が健在で、今のようにホテルに泊まるなどとは考えたことはなく、毎晩夜行急行の座席にお世話になっていました。ですから、真っ暗なホームにたちながら、信号に照らされた錯綜する線路を縫うように近づいてくる夜行列車のヘッドライトの灯りで一日の終わりを感じたものでした。いまは夜行急行そのものもなく、ドリームにちりんを待つ延岡駅のホームは遠い少年の日を思い出させてくれました。そのドリームにちりんも、今はもう走っていません。