浅蔵五十吉美術館→徒歩→泉台14:27→加賀白山バス→14:55小松駅/小松15:05→しらさぎ12号→15:35福井/福井駅前15:50→京福バス→16:18武家屋敷前→徒歩→一乗谷城(復元町並北受付)
泉台のバス停に戻ると、旅行者らしき人が先客でバスを待っていました。相変わらず日差しが強く、木陰はあいにく車道の上にあります。先客の人は木陰を求めて、なんと歩道から車道に降りていました。クラクションを鳴らす車もあり、危ないことです。福井駅は駅前にいわゆるバスロータリーはなく、西に100メートルばかり歩くとバス停が道路沿いに並んでいます。地方のバスに乗ると運転手と乗客が顔見知りで、会話をしている場面によく出くわしますが、福井から乗ったバスはその典型で、中年男性の運転手と乗客のばあさまが、ほとんどしゃべりっぱなしでした。車内の掲示には、「危ないので運転手に話しかけないでください」と書いてありますが、話が途切れると運転手からばあさまに話しかけているのですから始末に負えません。よっぽど「ちゃんと運転に集中してください」と言おうとしましたが、話の内容がまあまあ面白いので黙って聞いていました。なんでも、一週間ほど前に中国語しか解さない女性がバスに乗り、下車時に整理券を切符だと言い張って、無銭乗車で今も留置場にいるというものでした。武家屋敷前でバスを降りて、目の前の復原町並北受付でスタンプを出していただきました。写真をとりましたが、「城」という文字の入った表示物はどうしても見つけることができませんでした。