dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

城-95-根室チャシ跡群  全市/根室市 2010.6.13(SUN)


札幌芸術の森 →徒歩→芸術の森入口7:18→中央バス→7:34 真駒内7:39→札幌市営南北線→7:55大通8:01→札幌市営東豊線→8:13栄町8:20→徒歩 →8:53丘珠空港11:25→ANA4833→12:15根室標津空港12:20→根室交通バス→14:09駅前ターミナル/根室14:17→タクシー→根室チャシ跡群(ニランケウシ1・2号チャシ跡)

これから、根室まで移動です。地下鉄南北線はスノーシェッドのなかを走り大通駅に到着。同駅の南北線東豊線ののりかえは大手町並みの規模です。栄町で降りて丘珠空港まで歩いてみましたが、空港の縁に着いてから空港の入口まで延々と続く金網沿いの道は、遠近法の世界でした。20年前に新婚旅行で訪れた時は掘立小屋のような印象だったけれど、今はずいぶん立派なビルになった丘珠空港発着ターミナルに着くとまだ時間がたっぷりあるのでレストランで朝食です。ポスターに「7月からANAは、千歳に引っ越します」と書いてありますが、丘珠空港は大丈夫でしょうか?機材はDHC8-Q300。小さなプロペラ機でした。低い高度を飛ぶので、北海道の地形が箱庭を上から見るようにわかります。国会議員らしきバッジをつけた人も乗っていました。中標津空港から根室行きのバスに乗った乗客は、自分のほか二人で、バス賃だけでは申し訳ないような雄大な景色の中のドライブです。とくに、風連湖は絶景でした。根室駅前に到着し、すぐに駅前の観光案内所に行き百名城のスタンプを出していただきました。そこのカウンターで受け付けをしていたお兄さんに、かねてから不思議に思っていたことを質問しました。その内容は、「根室チャシ跡群は根室付近に点在する数十か所のチャシ跡(アイヌの砦)の総称なのに、インターネットにアップされている百名城めぐりの先人の旅行記を読んでみると、ほとんどの人が根室駅から遠く離れた納沙布岬近くのオンネモトチャシを目指しているのは、何故?」というものです。観光案内所の係員の答えは「百名城スタンプの絵柄のモデルになっているのがオンネモトチャシだから。」でした。なんとなく疑問は解決しましたが、わたしはあまりこだわらないので駅から一番近くのチャシを目指します。タクシーに乗り、国道44号線の根室相互自動車学校のはす向かいにあるルピナス(旧レストハウスケルン)の前に止めてもらって、建物の間を通って、海に出ます。海岸沿いの草むらの起伏の中に「根室チャシ跡群(ニランケウシ1・2号チャシ跡)」の標柱はすぐに見つかりました。これで、最果ての百名城の訪問を果たしました。