常盤公園→同じタクシー→旭橋
常盤公園から旭橋のたもとへは、タクシーですぐです。変わった(不審な？）タクシーの使い方をしているので仕方ありませんが、この運転手さんは人定尋問が厳しいです。普通は｢取材のお仕事ですか?｣ぐらいの質問なので、「ええまあ」とか「あそびですよ」とか、生返事をすればよいのですが、この運転手さん、｢お客さんの仕事は何なの?｣と、きました。その場で即興の適当なことがすらすら言えるたちではないので、｢整形外科の開業医をやっています。今日も午前中は、首都圏の○×県で診療をしていました｣と、正直に話しました。すると、こんどは健康相談が始まりました。「25年前に腰痛で医者にかかったが、最近、大腿の外側がビリビリ痛むんだけど、これは何なの？」と、質問されたので｢それは、たぶんmeralgia paraesthetica (大腿外側皮神経痛)ではないでしょうか？」と、後ろの席から病気の解説をさせられます。どちらがお客さんだか分からなくなってきました。
