篠山城→徒歩→二階町8:34→姫神バス→8:55篠山口駅/篠山口9:06→北近畿1号→10:32江原10:58→タクシー→植村直己冒険館
スタンプが早めに押せたおかげで、一つ速い特急に乗れました。途中で石生という駅がありますが、今度この辺に来ることがあったらぜひ降りて見たいところです。何故かというと、水中分水嶺があるからです。石生駅のある氷上盆地は標高わずか95メートルですが、水別れ公園という公園があり、そこに流れる川が二つに分かれて(=水中分水嶺)、一方は由良川になって日本海へ、もう一方は加古川になって瀬戸内海へ注いでいるのです。本州では水中分水嶺がもう2か所あって、猪苗代湖(安積疎水〜阿賀野川〜太平洋、日橋川〜阿賀野川〜日本海)と、ひるがの高原(岐阜県)分水嶺公園(長良川〜太平洋、庄川〜日本海)です。江原駅に、駅付けのタクシーはなかったので、駅前ロータリーのタクシー乗り場に書いてあった電話番号にダイヤルして呼びました。しかし、5分待っても10分待っても来ません。しびれを切らしてもう一度タクシー会社に電話してみると、江原にはタクシーが町に2台しかいないので、もう少し待ってくれとのこと。仮にも特急の停車駅なのに、町に2台とは驚きましたが、需要と供給のバランスが収束した台数が2台なのでしょうから、よそ者があれこれ文句を言う筋合いはないでしょう。結局タクシーに乗れたのは、江原駅についてから26分後のことでした。