dr100の一の宮・百寺巡礼・続百名城旅日記

百名城、百名橋、百名建築、百名公園、桜の名所百選、東京23区内一丁目一番地などを訪問しました。一の宮、百寺巡礼、続百名城も完訪。発祥の地、見学施設(博物館、記念館など)、寺社仏閣の御朱印もやっています。皆様のコメントが励みになりますので、よろしくお願いいたします。

建築-73-一迫町立一迫小学校  全市/栗原市  2010.3.13(SAT)


上野13:14 →Maxやまびこ117号 15:17→仙台/仙台駅西口16:10→東日本急行バス→17:20一迫総合支所前→徒歩→一迫町立一迫小学校
いまはなき土日切符 (18000円)を使って、1泊2日の南東北遠征です。上野から仙台まで一本後の指定席を買っていたのですが、思いのほか午前中の仕事が早く終わって一本早いMaxやまびこ117号に乗れることになったのですが、みどりの窓口で変更する余裕はなく、自由席に乗りました。車内販売はなぜか回ってこなく、仙台駅で、冷えた牛タン弁当(加熱機能は、なかった)をコンコースでしゃがんで食べました。一迫町立一迫小学校の位置を地図でみると新幹線なら、くりはら高原から行くのが近そうですが、バスの便が悪く、仙台から往復するプランしか建てられませんでした。バスは高速道路に乗り、ぐんぐん飛ばします。高速道路を走るので、もちろん観光バス型です。終点の一迫総合支所前から、一迫町立一迫小学校迄は、ゆっくり歩いても10分ぐらいです。縄文遺跡を意識したオブジェを飾った橋を渡りました。道すがら、数人の人に「おばんです」とあいさつされました。これは、この辺の人がとりわけ人懐こいわけではなく、よそ者をみたら積極的に声をかけ、「あなたは、(監視は大げさだが)見られているんだよ」と、サインを送りましょうと、奨励されている地域が、結構あるのです。このあと訪れた飛騨金山では、「防犯のために、よそ者に積極的に声をかけましょう」と、ポスターが貼ってありました。
一迫小学校は平成7年に旧校舎から現在地に移転しました。旧校舎は一迫町山王囲遺跡(縄文遺跡)にあり,同じ敷地には建てることができなかったからです。縄文遺跡をイメージして建てられたこの一迫小学校校舎は全国公共建築100選の一つに選ばれました。木造建築を中心に,木のぬくもりが感じられるように梁を残し,広々とした空間がつくられています。
夕暮れ迫る栗原は、とにかく、寒かったです。今思い起こせば、この1年後の2011年3月11日に東北は大震災で大変なことになるのでした。とくに、ここ栗原は、震度7の最大震度を記録することになります。