由緒:社号が「八幡宮」ですので、武運の神である八幡神をご祭神とする八幡系の神社になります。総本社は大分県の宇佐市にある宇佐神宮です。ご祭神は、誉田別命(ほむたわけのみこと)、気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、与登比売神(よとひめのかみ)の三神です。誉田別命は応神天皇と同一であり、八幡神とも同一とされています。気長足姫尊は応神天皇の母である神功皇后と同一です。与登比売神は卑弥呼ではないかと言う説もある女神です。創建は戦国時代である文明11年、太田道灌と言う武将により、鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を勧請し、祀ったのが始まりとされています。江戸城を築城する際に、西方の守護神として祀られました。鶴岡八幡宮の「鶴」に対して「亀」が付けられ、亀岡八幡宮と称されました。創建当時は現在の千代田区にありましたが、江戸時代になり、江戸城の外堀が出来たのを機に、現在の茶ノ木稲荷神社の敷地内に移転されました。江戸時代には「市谷八幡宮」と称されていました。三代将軍徳川家光などの信仰を得て、再興されたと伝えられています。(「神社と御朱印を巡る男の旅 」より引用)
住所:東京都新宿区市谷八幡町15
御朱印拝受時間:13:01
初穂料:300円 書置き